隠り沼の下

ジャニーズ門外漢がうっかりSixTONESにハマってしまった備忘録

二次元オタクがジャニーズJr(SixTONESと松村北斗くん)沼に落ちた話

人生の3分の2以上をアニメ・マンガ・ゲームが好きな“二次元オタク”として生きているが、平成ありがとう令和おめでとうの改元のタイミングで「ジャニオタ(しかもデビュー前のジャニーズJr.の)になる」という人生の転機を迎えたため、備忘録を残そうと思った。(色んな偶然の積み重なりがあったので無駄に長い文章ですみません)

図にするとこんな感じ。

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図1
ジャニーズについては本当に(今も昔も)門外漢で、有名なグループ名や個人名、曲くらいは見聞きしていたものの、自主的に調べたりするほどの興味はわかなかった。
二次元の女の子アイドルは大好きだ。アイドルマスターシンデレラガールズアイドルマスターシャイニーカラーズとラブライブ!が大好きなただのアニメオタクだった。なのに、現実の三次元男性アイドルにここまで骨抜きにされるなんで思ってなかった。
 
以下 ハマるまでの時系列
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平成31年1月上旬:ジャニーズjrという存在との邂逅

長年の友人であるAちゃんが、今どうやらジャニーズJrにハマっているようだということはSNSを通じてなんとなく気づいていた。ふとしたきっかけで、そのジャニーズJr内グループのSnow Manさんたちの簡単なプレゼンを受けることになった。色々と画像などを見せてもらい、その中でも特に私は阿部亮平くんのプロフィールに目が止まった。

アイドルマスターSideM*1のキャラクターかな?

 

 平成31年1月中旬:ジャニーズJrチャンネルを視聴する

彼らはどうやらYoutubeで動画を配信しているらしい、とのことでいくつか見てみた。阿部くんがメインのような動画を選んでみたところこれがめちゃくちゃ面白かった。一晩でアップされている動画の7割くらいを一気見して通信量がとんでもないことに。


Snow Man ジャニーズ初!【大学院卒】阿部亮平が出題&解説!珍回答迷回答続出!?

阿部くんは天才肌ではなく努力家っぽいところがまた好感度が高い。

 

平成31年3月27日:映画『少年たち』の予告を劇場で見る

少し月日が流れ3月。この日はアニメオタクらしく『えいがのおそ松さん』を見るために新宿ピカデリーに向かった。おそ松さんの配給は松竹、ピカデリーは松竹運営、そう、つまり映画『少年たち』の予告が流れていた。関ジャニの大ファンであった妹の影響で横山裕くんはかろうじて知っていて、予告動画内でなんだか深刻そうな顔をしている横山くんに吹き出しそうになりながら、「横山くんとSnow Man出てるならちょっと見てみたいかも」と思うように。 (えいがのおそ松さんも最高なのでみんな見てね)

そこでAちゃんに「(一人で行く勇気がないので)連れて行ってくれないか」と相談したところ、「ライブパフォーマンス付き上映会があるから、せっかくだから一緒に行く?」との素晴らしい提案が。今思うと、Aちゃんが素人を優しく迎え入れてくれる人で本当によかった。

平成31年4月4日:映画『少年たち』初鑑賞とアイドルとの初めての対面

緊張の初鑑賞in 丸の内ピカデリー(有休使用)

劇場内は若い女の子たちでごったがえし、空気がキラキラしていた。アニメイベントとは空気が明らかに違う。映画が始まる前からすでに「ジャニオタしかいない空間に素人として飛び込んでいる」ことがめちゃくちゃ楽しかった(なんかごめんなさい)

私は新しいジャンルとの出会いにワクワクしていたのだが、Aちゃんが真面目な声色で話しかけてきた。「映画としては・・・ほんと、変な映画だから、トンチキ映画だから、いきなり歌い出したりするんだけどね・・・ちょっとしたライブだと思って気軽に見て欲しい」

こんなにハードルを下げなければならない映画とは・・・

見た感想としては、冒頭8分間のワンカットの素晴らしさが一番印象に残った。映画『カメラを止めるな!*2が好きなので、ワンカットというフレーズに弱い。「このダンスシーン、ワンカットじゃん!すげえ!これがジャニーズか!!!!??」と感心しきりだった。もっとこのこと宣伝してくれ。ただ途中に挟まれるクソダサフォントには笑った。

愛・・・Make some noise・・・

 

演技や脚本などには、まあこんなもんか・・・と思いながら見ていたところ、今後の私の運命を変える人物と出会った。

大学入学検定試験最短合格者で唯一のメガネキャラ、意外と自分大好きで声がやたらでかい男

そう、ダイケン君である

「メガネの真面目君が家族の介護に疲弊し、罵詈雑言を浴びせる教師に静かにキレてハサミで刺す」というあまりにも気の毒すぎるエピソードに(大変不謹慎ながら)大興奮してしまった。

(モデルになった少年の実話*3もその後ちゃんと読んだのでいつか読書感想文でも書こうと思う)

 

本編後のライブパフォーマンスは運よくSnow Manの6人だった。Youtubeで見た子達だ〜〜〜〜!!!」と頭の悪い感想になったしまったがめちゃくちゃ楽しかった。 阿部くんお顔がちっちゃくてスタイルが大変よろしい。好きです。 

以上のように映画『少年たち』は思ってた以上に楽しめたのだが、この頃は仕事と平行して学校に通っていたためいつも以上に多忙で切羽詰まっており、趣味にリソースをさく余裕もなく、その後この映画のことを思い出すことはあまりなかった。

平成31年4月28日:偶然が重なった日

世間では平成の終わりのカウントダウンが始まっていた頃。この日は朝から夕方までに学校にこもって課題をこなし、夜にAと友人Bの3人で飲みに行く予定だった。

ところが課題が予想より早く終わってしまい、夜まで時間を持て余してしまった。

どうしよう、映画でも見に行こうかな、キンプリ*4を見に新宿バルト9に行こうかな?と思っていた矢先、友人ABから、いまアニメイトで遊んでいるというLINEが飛んできた。なんだなんだAちゃんもBちゃんももう一緒にいるのか、じゃあ私も合流させてもらおう!と連絡したところ

A「私たちこれから池袋で『少年たち』見るんだよね。Bが『少年たち』見たいって言うからさ。まだ席空いてるかな・・・」

私「そっかあ、でも私も暇だし近くで時間潰してるわ」

ということで私も池袋に向かったのだが、せっかく友人2人が映画を見に行くというのに私一人だけ別のことをしているのも寂しいと思い、飛び込み鑑賞を決心した。運よく座席も5席ほど余っていた。 そして二回目の少年たち鑑賞、私は自然とダイケン君ばかり見ていた。さらに、学校の課題が終わった開放感からか、この日は「もっと色々知りたい!」という気持ちが湧いてきていた。

Aちゃん「ダイケンはSixTONESってグループの松村北斗だよ。Snow ManみたいにYoutubeも投稿してるよ」 

よし、これもご縁だ、松村北斗くんという人が出ているYoutubeも見てみよう、とのことで4/28時点で最新動画である↓これを、帰宅後に視聴。

 


SixTONES【Mr.ズドンがやって来た】みんなで一緒に楽しもう!!

 

ダイケン君どこ????????

松村北斗くんは私の知っているダイケン君ではなかった。よくわからないけどなんかオシャレに見えるファッション、ふわふわ茶髪パーマのセンター分け、なんかサブカルっぽいメガネ

ダイケン君の面影メガネしか無いぞ。そもそもメガネをかけるアイドルっているの?二次元だけなんじゃないの?私が思ってたアイドルの雰囲気となんか違うな、いや、でも、あれ・・・?

結構好きかもしれない・・・

 

しかしこの動画を1分ほど見たところであることに気づいた。

北斗くん、画面の端にずっといて彼以外のメンバーの会話に入っていない。

 

もしかして、彼はボッチなのか・・・?

 

今となっては何故そんなことを思ってしまったのかわからないけど、しょうもない心配が頭をよぎってそれ以上動画を見ることができなかった。

さらにこの動画のサムネ。


SixTONES 1対1のサシトーク【不仲の噂】京本大我×松村北斗 本当に仲が悪いのか検証してみた

 

不仲・・・???

やっぱり北斗くんは他のメンバーと仲があまりよろしくないのだろうか。これ以上調べる気になれず、この日はSixTONESのお勉強はいったん終了。

ただやはり北斗くんのビジュアルがあまりに最高だったのであきらめきれず、翌日Aに「彼はグループ内で大丈夫なのか?」と質問したところ、きょもほく(京本くんと北斗くん)はビジネス不仲だよ。全然心配することはないよ」という大変ありがたいお言葉を賜った。

ビジネス不仲・・・?

アイドル界にはそんな単語があるのか。深いな。というかきょもほくってなんだ、その呼び名は大丈夫なのか(男性二人の名前を繋げて呼称することにビビる二次元オタク)

そして無事に↑の動画を最後まで鑑賞し、無事に沼に落ちたのでした。(ドボン)

 

そこからの行動は早かったと思う。

令和元年5月1日にはテレビ雑誌を買う為に街を奔走し、CHANGE THE ERA公演ネット配信を視聴して悶絶し、映画少年たちは直近2週間中に4回見た。このブログを書き終わった後も行く予定だ。

ジャニショにも行ってみたい。まだデビューしていない彼らに、何をしてあげられるんだろう。アイドルを応援するのは生まれて初めてで右も左もわからないので、発信される情報を追いかけながら、先人たちに教えを請うてとにかく少しずつ勉強して行こうと思う。

 

まとめ

まとめると、以下の事象が約3ヶ月の間に一気に起こり、私の人生は変わってしまった。

  1. 仲良しの友人がJrオタだった。
  2. ジャニーズJrチャンネルが面白かった。
  3. 映画『少年たち』が公開され、ダイケンが私の性癖をえぐった。
  4. 松村北斗氏のビジュアルが最高だった。
  5. Youtubeで見る松村氏も最高だった。 

以上

推しと同じ時間を生きているって素晴らしい。平成から令和になった瞬間に私はジャニオタになりました。これから楽しいことがたくさんあるといいな。

 

 

*1:男性アイドルゲーム。登場人物の多くが別の職業から転身しており、元お天気お兄さんアイドルがいても不思議ではない

*2:冒頭37分間のワンカットが有名

*3:『少年たちの贖罪-罪を背負って生きる』青島多津子著 日本評論社出版

*4:※アニメ映画『King of Prism Shiny Seven Stars』二次元の方のキンプリとして有名